※ブログ内の写真(キャラクター・メカデザイン)は、© 創通・サンライズ/© BANDAI SPIRITS に帰属します。
今回は過去に制作した作品の紹介です。
『HG ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン[デストロイモード] 1/144』をさまざまな角度から撮影した写真をまとめました。
プラモデル制作を再開してから5〜6体目にあたる、当時の記録として残しておきたい一体です。
作例ギャラリー|写真
バンシィ・ノルンのデストロイモードは、頭部から展開する王冠のような金色の角と、漆黒に近いガンメタのボディとのコントラストが最大の見どころです。角を展開した状態で正面から見ると、まるで冠をかぶったような佇まいになり、通常モードとはまったく違う表情を見せてくれます。
塗装は、黒の下地にMr.クリスタルカラーのサファイアブルーを薄く重ねています。クリスタルカラーはそのまま塗るとギラつきが強く出やすいのですが、薄く塗布することでギラギラ感を抑えつつ、うっすらとブルーの金属感を纏わせることができました。ゴールド部分は通常のゴールドの上からクリアイエローを重ね塗りし、単色のゴールドよりも深みのある発色に仕上げています。クリアパーツはキットそのままの色を活かし、リボルビング・ランチャーとビームマグナムも本体色とは別に塗り分けました。
改造やモールドの追加といった加工は特に行っておらず、素組みに近い形での制作です。作り込みという点では甘い部分も残る一体ですが、当時なりに塗装で個性を出そうとした跡が感じられる作品になりました。










制作を振り返って
この作品は、模型制作を再開して間もない時期に作ったものです。「単色に頼らず、重ね塗りで色に深みを出す」ことを意識的に試した最初期の一体だったように思います。
サファイアブルーもクリアイエローも、そのまま塗ると主張の強い色ですが、下地を活かしながら薄く重ねることで、キットの成型色以上の質感を出せることに手応えを感じました。ゴールドにクリアイエローを重ねる手法は、この後の作品でも度々使うことになる、自分にとって最初の「発見」のひとつだったと思います。
一方で、改造やモールドの追加を行わず素組みに近い形にとどまっている点や、細部の仕上げにはまだ甘さが残っているのも正直なところです。
今見返すと、面取りや塗り分けの精度など、直したくなる部分も少なくありません。
それでも、この一体があったからこそ、色の重ね方や塗装の面白さに気づくことができました。作り込みの甘さも含めて、模型再開初期の自分を振り返る記録として残しておきたい作品です。

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