テーマ
今回は「デザートタイプのザクを砂嵐の中でも戦う兵器らしく見せたい」というイメージで制作を進めました。
そのため、思い切ったグラデーション塗装と、埃の質感を演出するドライブラシを組み合わせることで、
より説得力のある“荒野仕様”に仕上げています。
肩アーマーのスパイクや磁石による安定性の追加も、単なる装飾ではなく「屋外展示で風に倒れない」
実用性に基づいた工夫です。

←完成図
※ブログ内の写真(キャラクター・メカデザイン)は、© 創通・サンライズ/© BANDAI SPIRITS に帰属します。
🛠 改修・工作ポイント
- スパイクアーマー、合わせ目消しと腕部の後ハメ加工
- 動きやすく、かつ見た目の統一感を保つための工夫
 
 - シールドにミサイルポッドを追加
- 目立つ装飾ではなく“生存性を高める兵装”として敢えて採用
 
 - 小型バーニア部分に銀色ビーズの取り付け
- デザインをくっきり見せるために、あえて別パーツ化するために採用
 
 - 細々装甲部分の追加 等
- 平坦すぎない“意図ある造形”として機体に緩急を持たせたかった
 
 - 磁石による安定化
- 鉄板上で自立するとカッコ良く撮影できる工夫
 
 



🎨 塗装工程
- 下地:エヴォサフ グレー
- 黒ではくっきりとした陰影になりやすいが、グレーの場合はうっすらとした陰影が出やすいためグレーのサーフェーサーを使用しました。
 
 - ベース:「ミスターカラー タン」をベースに本体をグラデーション塗装しています
- パネルの中央を中心にタンを吹き付け、端はうっすらとグレーを残すように塗装。そうすることでうっすらとした陰影を作り出したかった
 
 - 仕上げ:
- 武器やハンドパーツはドライブラシ(エナメル クロームシルバー)
 - スミ入れ&ウェザリング(エナメル ブラック)
 
 
🧻 デカール・仕上げ
- デカールは無し
 - トップコート:【GSIクレオス】ミスターホビー Mr.カラー GX GX113 スーパークリア3 UVカット つや消し
 
📸 完成写真ギャラリー







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✍️ 制作を振り返って
このキットでは、初めてミサイルポッドや脚部にシルバーのビーズを使い、細部のディテールアップに挑戦しました。
特にスカート部分に追加したパネルは、ほどよいアクセントになっていて、全体のバランスもイメージ通り。
デザートタイプらしい落ち着いたトーンでまとまり、仕上がりにはとても満足しています。
さらに足の内部には小さな磁石を仕込んでいるので、鉄板の上ではしっかりと自立します。
本来ならその様子も写真でお見せしたかったのですが、撮影を忘れてしまったのが少し心残りです。
次回は、こうした細かい工夫や製作過程も、途中経過の写真を残しながらしっかり記録していきたいと思います。
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本記事に掲載の模型デザインは「ガンダム」シリーズのキャラクター・メカデザインを含む二次創作です。
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